テンポラリー

そのときに思いついたことの備忘録。租税について考えることが多い

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

租税の平等原則について

租税の平等原則自体も、課税権力が権力ではないことの証左(任意に権力を行使しないことは許されない)とも言われるので、これを援用しながら何かうまいこと考える必要がある。 納税の義務≠課税権力として、国家が課税を下命すること自体には平等原則が働くが…

介護保険のはなし

【介護保険のはなし】今国会上程の介護保険改正法案、現役並み所得者の自己負担を三割にまで引き上げることも問題だけど、医療保険→介護保険への納付金の制度変更もひどい。 《引用》http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/dl/193-06.pdf=====…

会話めも、課税権力の否定

課税権力を否定したところで基本的な構造は変わらないです代替となる新たな資金調達方法が国家に求められるわけじゃないですよ。なんてったって憲法30条で国民の納税の義務がちゃっかり明文化されてますから笑問題は、納税の義務とその他の人権が衝突した場…

つまるところ

つまるところ、国家がなくても、租税を観念することは可能であろう。

貨幣生来債務支払説

ロックの統治論を読み直したけど、国家のない自然状態での「人間が平等に作られているがゆえに自然の法が存在する」という考え方は、(なぜ人が生来的に固有の権利すなわち自然権を持っているのかということの答えにも繋がるのだろうけど、)なんだか今ひとつ…